SVXの運転席側の窓のガラスの修理の顛末記。

雨上がりで、多少曇天気味ながらも、
前日との相対評価でもって、眩しい日の光が大地に降り注ぐ、爽やかな朝、
のり弁当(ライス大盛り)を車の助手席に乗せ、龍野の奥地、山の上の方に、
のり弁を食す場所を流離い求め、赤とんぼ荘の駐車場へとむかう。

さわやかな日差しに、適度な湿度。雨によって洗い流された町は、
いつもの生活感をあまり感じさせず、別世界感を増幅させる。
そう、こんな日は、前方車両よりの排ガスも気にせず、窓を全開に
して風を呼びこみ、サンルーフより、光を注ぎ込みながらのドライブに限る。

いつもよりもゆったりしたペースにて駐車場へと到着する。
そして、サンルーフのスイッチを目視で確認しつつ、
右手は手探りにてパワーウインドウの集中スイッチを、
いつもの場所に探り当てて操作る。そして、運転席側の窓を閉め終わった
際のいつもの「ガタン」という音。だが、その後に予期せぬ爆音「グゥオゴドン」が、
車内に響き渡る。続けておいらの「おわっ」。周囲の人達が聞いた音声は
「ぐぅおごおわっつん」であったと予想される。(波形データの合成技術)
その後、パワーウインドウの操作を試みるも、モータ音のみが空しく響き渡るのみで
窓は微動足りとも動かなかった。俗に言うところの、お亡くなりになられた、という状態である。
まぁ、締まった状態でハメ殺しな訳で、まぁ高速道路に乗るときに苦労するだろうと思われ。
ということなので、のり弁(ライス大盛り)に目を移し、忘れることにした。

で、山中を徘徊し、野見宿禰(のみのすくね)神社でのり弁を食って、食後の徘徊を行い、
疲れたので、ベンチ休んでいる際に、まぁ取り合えずメールで車の主治医であるTom氏に
報告だけしておくと、即座にレスポンスがあり、どうやらズレる危険性があり、
そのとき雨が降ったら・・・まぁ、そういうことなんで、早速、下山して
オートミウラへ向かうことにした。で、特にイベントもなく到着。
どうやらモータは生きているようなんで、壊れていそうな部品を注文することに。
ついでに、パワーウインドウのスイッチ部も壊れているというか、かなりの習熟度が
必要な、コツがいるスイッチに壊れていたので、ついでに交換することに。
どれぐらいテクニックが必要か?というと、過去に車検に預けた際に、
窓が閉められなくなったTom氏がドア部をばらしたぐらいに難解だそうだ。

まぁ、何時ものSVXの部品注文の例に漏れず「納期不明」という返答が。
だがしかし、大方の予想を覆し、2日で部品が到着。逆に不安になる。
過去、車体下を擦った際のエンジンのオイルパンは、発注から半年掛かった
という実績があるだけに。

まぁ、そういうことなんで、オートミウラに向かうことに。
だがそのとき、窓ガラスが3cmほど下がっているのに気がつく。あぁよかった。
で、到着。てなわけで修理レポート開始だったりする。

で、まずは箱。
富士重工株式会社、純正部品と印刷された、御大臣な箱。しめて約2万円なり。

  
上のチッチャイのがパワーウインドウのスイッチ        スバルじゃなくて富士重工

運転席側の内張りを剥がしてばらす。ドアオープナー下のカバー&隠しねじの
二段コンボなはずし忘れに注意。で、全部のねじをはずしてから、
内装ごと、グゴっと上にずらしてはずし、でもってハーネスを外して完了。

それから全体に張られた防水用のビニールを剥がす。のだが、何故か
その内側から謎の白い粉末が?
だが、謎のタンソ菌も、髭フィルター装備の2名には効かず。ジーク・髭!


ヒゲ部会長Tom氏の前には謎の粉末も無力化

んでから、ねじ止めされた、モータとワイヤーやら引っ付いたブラケットを
取り外し、ようとするが、窓ガラスが邪魔で取れない。最終的に撤去することに。

どうやらモータは生きているようなので、ブラケットからモータを取り外す。
ネジはかなり硬い、注意。

窓ガラスの重量を一片のプラスチックで支える謎な構造。
こりゃ10年たったら壊れる罠。普通はワイヤーが先に切れそうな物だが。
まぁ、製造工程より、ココがプラスチックってのも分からないではないが、
うーんなんとも・・・

  
白いプラスチックの部品で窓ガラスを支えてた。  8年近く支え続けたが、とうとう力尽きる。ポッキン

で、今回発注した部品だが、間違い探しというか、塗装がされていない。
後期生産タイプはこんな感じで、色々とコストダウンされていたのだろうか。

   
今回来た新入り君。頼むよん。無塗装だけど。   老兵はただ去り行くのみ。ていうか壊れてるし。

んで交換完了。窓ガラスが出たのにも関わらず、なかなか入らずにあたふた。
微妙な位置合わせ等を行い終了。だいたい1時間ぐらいで完了しました。

この部品、わりかしウィークポイントっぽい感じなんで、注意されたし。

んで、ついでに、スピーカーが破れているのも判明。


こんな状態では音が良いとか悪いとか以前の問題。

外品の有無をバックスかんちゃんに依頼するも、全く無しとのご返事。
現品合わせするしかなさそう。あぁマイナー車の悲劇。
ついでに低音時のドア内張りのビビリには、立て付けの悪さ以外に、
どうやら、ドアの鍵部のシャフトのぐらつきも要因かも?とのご神託。

今回はオートミウラ名物「ガムテープ」は使用されず。
内張り固定ブラケットの付け忘れにガムテープで固定っすかぁ?と、
つっこみを入れると、「針金」も使おうか?とのご返答。
このことより、オートミウラ三種の神器は、ガムテープ・針金と、
あと一品である。それが何であるかの情報を、そこそこ待ってます。

添付:キャンピングカー!
次回、2002年の東京ゲームショウはコレで行くといい感じかも。と提案される。


マージャンもできる!のか?前にも席があったりする