デコイズムあふれる「雫」の世界観

第一部
雫。その購入、そしてお持ち帰り。編

とうとうやっちゃいましたよ、リーフビジュアルノベルとやらのVol.1。
リーフ処女な私も、血まみれの大惨事。悲劇は繰り返されるらしいぞ(誰かがそう言ってた)。
約10年ぶりなエロゲー購入(因みに我が生涯2度目、’99カムバック賞受賞)に、
ついついスパUXとジョイステック同時購入にて、店員に対するはずかし定数の下落を
願うなんていじらしさを持ち合わせているとは、四捨五入30歳な私自身びっくり。
こんな目的に使用され汚され陵辱なスパUXに懺悔な気持ちで一杯で満腹す。
すまぬスパUXよ。さおりん・・・、いやブランカ萌え〜。

第二部
隠された真相、だが尻尾が見えてるよ。
でも得体の知れない生物だったら逃げた方が吉かも。真相は闇の中。編

これって、大概の人は気がつくも、恐怖のあまり口がすくんじゃうんだろうな。
でも俺は書いちゃう、男の道とか言うんじゃなくて、利害関係ないし。
実は、「雫」はデコゲーへのオマージュでありレクイエムだ。
と言うわけで行ってみよー。

まずはヒロイン3名、しかもテーマソングまで。えっ、俺に言わせる気か、
そう、3名、それぞれ曲付きときたら、もうトリオ・ザ・パンチまんま。
かの電子回路が作成された後、この定義に嵌るものすべてがそうである。
しかも、である、その3名とやらの共通点ときたらもう、書いちゃうぞ。心して。

藍原 端積(漢字出ねーや):
内気で童顔にメガネ、くせっ毛。普段は大人しいが時として頑固な一面。
だが生徒会書記なんて言う権力嗜好癖も。
ってことはぁ・・・
地方出身者の如くどぎまぎ雄叫び、垢抜けないルックス。
普段は紳士だが時として剣を振り振りバーサーク気分。
腰のチャンピョンベルト。
剣士そのもの。である。

後日談:木曜団美少女ゲームのホープてる氏が真顔で
     「みずほちゃんの名前、漢字間違ってるで」との指摘。
     いつもは見せない真剣な表情に「リーフ恐るべし」の感一層深く。
     結論:リーフとはいい友達でいよう。

新城 沙織:
明るい性格。コロコロと表情を変え、見ていて飽きない女の子である。
パワー系キャラクター担当。
おいおい、そのまんま。タフガイじゃねーか(注:女の子除く)
コロコロ変わるここ一番!と武器。巨大な足も連打で3秒な力。

月島 瑠璃子:
主人公は彼女にほのかな想いを寄せていた。
深窓のお嬢様で神秘的な魅力。
当時を思い出して欲しい。君もそうだったろう・・・
唯一、飛び道具が使える彼にぞっこん入れこみだったあの頃に。
東洋の神秘、ミステリアス、まだまだ彼に対する形容詞は尽きることなく、そう
瑠璃子は忍者そのものだ。

一寸コラム:忍者の発生と隆起。
トリパンの忍者って少し(他と比較すると)へんだよね。
なぜって「ジャンプ中しかシュリュケンが撃てない」につきる。
普通に考えるに、地上でシュルケン、緊急回避にジャンプ(特にトリパンのジャンプは
敵に乗っかれるため重宝)な使い分け。
人間工学的にも、ジャンプ中にシュルケン投げるのはキツイだろう。何故?。
だが俺は結論をデコ論理的に導き出した。
始めは手裏剣は地上のみだった。が、テストプレイでいきなりブレイク。
そう、まさしくいきなり。1面ボス?が倒せない、のである。
そこで開発者は対症療法的に、空中で手裏剣発射OK。しかしこのままでは、他二名の
立場が・・・。なら地上は手裏剣なしでOKね。
多分こんなとこだろう。しかし、である、この時点で開発者がゲームバランスを
考慮していた。と言うことに驚く人の方が多いであろう。続く。

後日談:手裏剣の漢字が判らなかったので忍者が出てくる書物を漁りながら
     書いたのも今となっては良い思い出である。

ってな訳で既にマニュアルを読んだ時点で、遊戯者の耳は忍者のテーマの幻聴に怯えつつ
インストール&プレイ。まさにリーフの術中である。
だがそんな遊戯者の息をつかせる間も無く、そう、いきなりくるのである。
この一連の事件に無関係を決め込むと、なだれ込むようにいきなりバットエンド。
もう主人公に選択の余地は無いのである、そう長瀬 源一郎(教師)には逆らえない。
そう、目上の教官にならず者は逆らえない、ワカッタラサッサトイッテコイ。である。
素ネタ?、彼こそ、ならず者部隊ブラッデイウルフの教官そのものなのだ。
ここにて遊戯者はいやがおうにも、主人公の孤独感やら、ならず者をぐっと高められるのである。
リーフめ、オマージュのみならず、デジャブ感までも利用するとは恐るべし、リーフ。

で次、前生徒会長の月島(兄)である。
こいつは凄い、第一印象でノックアウチ。
首から下げてるネックレスが「ラピス」かもしれない。疑惑が有るのである。
ラピス、それはイスラエル産の幸運を呼ぶネックレス、それは通販の元大王で、
現在はブラックタイガーに後継を委ねたあのラピスそのものではないのか?
顔見せ1シーンでコレである。後の大活躍は予想どうりである。ラピスだもん。

モア、月島(兄)だが、こいつの使えるのは「毒電波」?ノンノン、「放射能」だ。
証言その一:彼が電波を使うと頭がずきずきして気分が悪くなる。
そのまんま放射能120%産地直送な効能ですね。
証言その二:電波を使われると画面(主人公視点)が白く明滅する。
これって実は・・・青い光が正解。見えるらしいね、青い光が。いやはや臨界。
デコで放射能?うぶな貴方もそろそろ御気づきですね。そうパーフェクトソル・・いや違う、
戦う人間発電所、チェルノブその人であることに。

ってことは・・・
メガドラ設定から行くと、瑠璃子さん実は、チェルミ―やね、忍者チェルミ―瑠璃子。
なんかかっこいいぞ「忍者チェルミ―瑠璃子」。

物語ストーリーも、そこはかとなくデコ臭い。
悪の生徒会。
瑠璃子とS○Xして電波免許皆伝する。
などなど・・・

雫、未体験ゾーンな君も、瑠璃子(実はチェルミ―)萌えーな貴方も、
デコ探しに出発してみては、い・か・が。

ちょいと感想
理不尽な行動は、首謀者が逝っちゃてるって事で。
理不尽なお楽しみ行為は、エロゲーって事で。
おいといて・・・
前半の内容で、最終、超能力バトルってのはチョイト辛いかな、個人的に。
前半が良かった(期待した)だけに「超能力」はないだろう・・・
内容な批判はまだまだあるのだが置いといて・・・
テキストのまたぎ(次の行が た。 だけしかない)やら改行、改ページを
意識した文章には好感を持った。
それに裏シナリオも。って其処までやっといて元は取ってるやん(自己突っ込み)。